2021-04-20 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
○伊波洋一君 配付資料③の衆議院外務委員会での答弁で、土地、建物の利用については、我が国資本あるいは外国資本にかかわらず適切に対応する必要があるとしています。 同様に、自然人について外国籍、日本国籍を問わずということではないですか。
○伊波洋一君 配付資料③の衆議院外務委員会での答弁で、土地、建物の利用については、我が国資本あるいは外国資本にかかわらず適切に対応する必要があるとしています。 同様に、自然人について外国籍、日本国籍を問わずということではないですか。
安全保障上のリスクとなり得ます土地建物の利用につきましては、その主体が我が国資本であるかあるいは外国資本であるかにかかわらず、適切に対応する必要があるものと考えてございます。 このため、今般の法案では、昨年担当の小此木大臣の下に設置いたしました有識者会議の提言も踏まえた形で……(渡辺(周)委員「短く。もう時間がないので答えだけ下さい」と呼ぶ)はい。
市場の透明性と公正性、これは我が国資本市場の持続的発展と繁栄のために不可欠の大前提であると思っております。その維持向上を担う役割を担っております日本取引所自主規制法人といたしましては、改めて気持ちを引き締めて任務に当たっていきたいというふうに思っております。ちょっと長くなって恐縮でございました。
○国務大臣(渡辺喜美君) これは私の所管ではありませんので一般論で申し上げますが、対内投資のルールに関しては、公共性の程度に応じた公的規制の要請がある一方で、対日直接投資の促進や我が国資本市場の競争力の強化という大変重い課題との整合性を確保していくことが大事でございます。 日本は、世界そしてアジアとの間で、人、物、金、情報の流れを大いに拡大をしていこうという大方針がございます。
これらを通じて我が国資本市場の魅力と信頼性が向上することが期待されるところでありますが、これに合わせて、今回、公認会計士法改正案が提案されています。
そうした取り組みの結果としまして、利用者の利便性の向上や我が国資本市場の活性化につながっていくということを期待しております。 また、谷口委員の御指摘のように、東証の特徴と大阪証券取引所の特徴を生かしながら、来るべきグローバルな時代に対して、日本のマーケットが競争力で負けないというような観点も必要だろうというように思っております。
連年の改革の結果、我が国資本市場に対する信頼は向上しているものと考えておりますが、第一には利用者保護のより一層の拡充を図る、第二には市場の公正性、透明性を確保する、第三には市場機能の更なる向上を実現する、また国際的にも信頼される市場を構築していく必要があると考えております。
○国務大臣(与謝野馨君) 議員御指摘のように、証券取引所は、我が国資本市場の重要なインフラの一つとして安定的かつ円滑に運営されていくことが重要であり、各取引所においてシステム整備を始めとして様々な方策について取り組んでいく必要があると考えております。その際、システム問題と制度問題の整合性を取っていくことも重要であり、市場関係者が幅広く協調していくことが必要であります。
○中川雅治君 我が国資本市場の信頼性を高めるために、有価証券を発行する者の行うディスクロージャーと並んで重要なのは、有価証券を大量に取得して大株主となろうとする者や企業の買収を行おうとする者が行うディスクロージャーであります。特に最近は、短期間に大量の株式を取得する事例が多く見受けられます。
我が国資本市場改革についてですが、私は、外資警戒論から外資歓迎論に考え方を改めるべきであり、外国企業が日本市場に魅力を感じ投資を拡大できるような環境整備をすることが日本経済の発展につながると考え、現在、外国から日本への投資を五年間で倍増させる計画を推進しております。
これからの我が国資本市場の発展の余地、裏を返せば、内外の投資家の期待は大きいと思われます。 しかしながら、我が国でもバブル崩壊後の最安値から大きく株価は上昇はしましたが、先般のカネボウ事件、ライブドア事件など、資本市場の信頼を大きく揺るがす事件が発生しています。このような事件が二度と起こらないような環境整備を続けていくことが不可欠です。 我が国は今まで製造業を中心に繁栄してきました。
経済界では、数年前から、選択と集中に基づいたスピード感のある経営というものが、日本だけではなくて世界的な流れとますますなってきておりましたけれども、金融の世界におきましても、いよいよ、大胆な戦略に基づいた思い切った事業展開というものが求められるようになってきており、今日の我が国資本市場は、名実ともに一大転換期のさなかにあると言っても過言ではないと思います。
私どもジャスダック証券取引所といたしましては、証券取引所における自主規制業務の厳正かつ正確な遂行が、投資者への品質保証として、また我が国資本市場の基盤として不可欠な要素であるという基本的な考え方のもとに、投資者保護のための施策にスピード感を持って鋭意取り組んでまいったところでございます。
我が国資本市場の健全な発展に資するためにもと、等々の目的で、今までいわゆる外国証券の日本進出を認めてこなかったそういう政策を一大転換をする。しかし、外国にあっては、例えば証券業と銀行業が一体で行われている国が相当多かったんだけれども、日本はまだその時点では証券と金融の合体というようなものは認めていないと。
最後になりますが、我が国資本主義の父、渋沢栄一は、「論語と算盤」という分かりやすい例えをもって企業経営におけるモラルの重要性を訴えました。 会社は、単に金もうけの道具ではありません。株主、経営者、従業員が一体となった社会的実在であります。
そこで、四月以降の欧州主要国における米国との間の資本の流出流入状況と、我が国資本の米国への流入流出状況を具体的な数字で示していただきたいと思います。 事務方にお願いをしてありますが、よろしくお願いします。
金融機関の不良債権の現状などを見るにつけまして、我が国資本市場の整備は喫緊の課題であると改めて感ずる次第であります。 これからの資本市場育成に向けまして、具体的な段取り、スケジュールをどのように考えておられるのか。また、克服すべき問題点としてどのようなものがあるのか。大筋で結構でございます、まず柳澤大臣の御見解を伺った上で、竹中大臣のお考えも承りたいと存じます。
○近藤剛君 これから間接金融から直接金融への重心の移行、そしてそのための我が国資本市場整備の正念場を迎えるわけであります。今日お話しいただいた方向に向けまして、小泉内閣の総力を挙げて取り組まれることを期待をいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
にもかかわらず、銀行等保有株式取得機構による銀行保有株式の買い取りを企図した本法律案が政府から提出され、さらには、整理回収機構、RCCの機能強化と称する不良債権の国家的飛ばし策が与党内で検討されているということに、私は我が国資本主義の危機を感じないわけにはいきません。柳澤金融担当大臣は、市場原理をゆがめるこれらの政策について、かつては反対してこられたのではありませんか。
そこで、我が国資本市場関係者あるいは金融機関等がいわゆるコンピューターの二〇〇〇年問題に対して万全に対処しているのかどうか、現状あるいは展望についてお聞かせ願いたいと思います。
○説明員(海野洋君) 我が国資本によりますカツオ・マグロ漁業の便宜置籍化、いわゆる国際機関への未加盟国、非加盟国を利用して規制を受けずに漁業を操業することでございますけれども、このようなことにつきましては、これまで漁業に関する海外の資本の投資をきちんと管理するということによりまして未然に防止しているところでございまして、ただいま御指摘のありましたような具体的な操業については私ども承知はいたしておりません
とりわけ、我が国資本市場の活性化が緊急を要する重要課題となっている折、自己株の取得は、流通株式の減少に伴う一株当たり利益の向上により、結果的に株主への利益還元となることを認識すべきである。 こう言っているのです。今あなたが言うたことはこの財界の見解ですよね。
大口顧客に限定した損失補てんは、大衆投資家の不満、不公平感を呼び起こし、我が国資本市場における証券会社と事業会社などとの相互依存のゆがんだ市場構造、行政との癒着関係が露呈しております。株価が高騰を続ける中で、証券取引の自己責任原則さえ忘れ去られていたのであります。 この損失補てんに関しては、大手四社に続き、準大手・中堅十三社から損失補てん先リストが公表されております。
○尾身委員 今まで種々質問をしてまいりましたが、もとよりこの問題は我が国資本主義社会の根幹を揺るがす極めて深刻な問題でございまして、いわゆるもたれ合いとか大企業の甘えとか、そういう構造にメスを入れて原因を徹底的に究明し、そして正すべきところは正す。資本主義社会の中核であります証券金融市場に対する国民の皆様の信頼を回復しなければならないと考えているわけでございます。